ラプチャー！ 腎不全と不信感
実際のところは分からないとしか言えない
色々な条件が重なったからだと思う
けれどもなにか納得出来なかった
兄貴は糖尿病で腎臓が悪く
造影剤や手術もちろん内服薬などによってもどんどん腎臓がダメになる
狭心症の発作はなんども続き
心臓は楽になっても
人工透析が近ずいてきた
カテーテル手術5回に及び
ステントは7本になった
その度腎臓を守る点滴をしますと
強い血管痛の点滴をして苦しみ
最後のカテーテル手術の際は
と医者が叫んでその後心筋梗塞のとき以上の胸痛と呼吸苦が襲ってきた
全身から冷や汗が吹き出し
突然手術室に罵声がひびき
治療中にも関わず
命の危険を感じた
どれくらいだったか分からないが
ようやく痛みが引き
部屋に移されたが
となんの説明もないまま
翌日退院した
結局なんの説明もなく手術は終わりましたと
また外来に来てくださいと
不信感しかない兄貴
ご近所のご高齢の女性の方が
その病院で透析になった人は沢山いる
何でもカテーテルって言って
何本もいらないステントを入れているらしいと
実際のところは分からないが
｢心臓さえ動いていれば生きていけるのだから
腎臓が悪くなっても他のところがダメになっても
心臓だけでは死なせない｣
と医者には説明を受けた
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